2021年9月17日

爽やかな自己表現~アサーション~②

 

いつもありがとうございます。

アーキプロダクツです。

 

今日は先週の続き、アサーションの実践方法についてお伝えしたいと思います。

 

アサーションとは、自分も相手も大切にした自己表現でした。

自分の気持ち・考え・信念などが正直に率直にその場にふさわしい方法で表現され、

そして相手が同じように発言することを奨励します。

 

例を用いて考えたいと思います。

 

場面:レストランで 評判のチキンステーキを頼んだ。

店はとても混んでいて、かなり待ってやっと来た。

来たのはチキン南蛮だった。

 

手順

①事実の確認(ここで感情は入れない)

②相手の気持ちを受け止める

③私の気持ちを伝える

④実行可能な提案

⑤相手が意見を話すように促す

 

①「注文したものと違います。私はチキンステーキを頼みました」事実の確認

②「店が混んでたので聞きづらかったかもしれませんね。」相手の気持ちを受け止める

③「私は、この店で評判のチキンステーキを楽しみにしてきました。」私の気持ちを伝える

④「時間がないので、今日はこのまま帰ろうと思っています。いいですか。」実行可能な提案

⑤相手の意見

 

ありがちな場面ですが、なかなか高度な表現です。

非主張的な人であれば、

「時間がない。楽しみにしていたけど今日はチキン南蛮をこのまま食べよう。(心の声)」と我慢。

攻撃的な人であれば、

「注文と違う!時間ないのになんなんだ!!」激おこ全開。

となりがちです。私は我慢して食べる派です。

 

ちなみに①事実の確認で この場合は注文が違ったに焦点が当たってますが、

待たされたことについて言いたいのか、サービスについていいたいのかいろいろあります。

 

このアサーションの手順は職場でも友人関係でも、すべての関係で使えます。

家族間で練習してもよいかもしれません。(って家族が一番難しいですよね。)

 

ちなみにアサーションしない権利も当然あります。

言わないと決めたら、相手を恨んだり責めたりしないことです。

そして・・・言わないは、「言えない」とは違います。

 

書いてたら、お肉が食べたくなりました~(笑)

 

皆様の今日一日は幸せでありますように。