いつもありがとうございます。
アーキプロダクツです。
4号建築の確認申請では求められておりませんが
住宅性能評価などの耐震等級2以上を取得する場合必要になりますので
数回にわけて水平構面についておさらいしたいと思います。
水平力に抵抗する構造躯体で
「屋根」「床」「火打ち」で構成されているものが水平構面です。
水平構面の第一の役割は、
水平構面の上にある荷重にかかる水平力や作用する地震力や風圧力を、
下で支えている耐壁力に均等に伝達することにあります。
吹抜けや階段室があると、
床のつながっている部分が少なくなり、
この部分の床で十分な剛性を確保しなければなりません。
耐力壁が十分に配置されていたとしても、
水平構面が弱く先に壊れると、
耐力壁に力を伝えられないことになります。
特に近年では耐力壁の倍率が高くなっていますので、
水面構面の鉛直バランスが重要になります。
次回へ続きます。
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